学校訪問記ーMillfield(シニア)
2024年10月17日
生徒さんと保護者の方と一緒に、ミルフィールド(シニア)を訪問してきました。
ミルフィールドはプリプレップ(幼稚園)からある小中高一貫教育の大きな学校で、幼稚園と小学校はGlastonbury、中高校は少し離れたStreetにあります。
毎年夏には大規模なサマースクールが行われますので、サマースクールに参加された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はシンガポール出身の生徒さんに校内を案内して頂きました。まずは寮を見せて頂き、寮生活について色々と質問させて頂きました。
生徒数はシニアだけで約1500名、寮生(フルボーダー)が3分の2をしめており、留学生は世界75か国から集まってきます。寮だけで男女合わせて19もありますが、Year9専用の寮が3つあり、最初の学年は年齢が上の子達とは離れて過ごさせてあげようという心遣いが見られます。
見せて頂いたお部屋はどれも綺麗でしたが、汚くしていると週末のピザが食べられないという罰があるそうです。
レッスンの後、毎日アクティビティがあり、曜日によってスポーツ、文科系、屋外でのアクティビティなど分かれています。週3回は好きなスポーツが出来ます。
ほとんどのメジャーなスポーツが出来ますが、一番強いのはラグビーで、次がホッケーだとか。どれも一流の設備を兼ね備えており、乗馬は校内に馬場があるほどですし、アスレチック、ゴルフ(校内と屋外のゴルフコースを使用)、テニス(インドアコート3面+アウトドア多数)、水泳(オリンピックサイズのプール)、フットボール、クレイシューティングや空手まで!
スポーツの他、ダンス、音楽、アート、フードテック、演劇も盛ん。
色々な課外活動を存分に楽しむことが出来るのは大きな魅力。
課外活動だけではなく学習にも力を入れていて、上位100名の生徒の70%はAレベルでA*~Aを獲得し、アメリカの大学をはじめトップ大学へ進学していきます。
案内してくれたシンガポールからの学生さんに、なぜこの学校にしたのかと聞いたら、“親がシンガポールでは出来なかったスポーツやアクティビティを出来るようにと選んだけど、この学校にして本当に正解だった。自分の人生の中の最高の選択だった”とのことでした。
彼はこの学校で色々なスポーツにトライし、それまで知らなかったホッケーに夢中になったそうで、チームで活躍しています。
色んなことにチャレンジできる環境は素晴らしいと思います。またその環境を生かせる能力のある生徒が集まっているというのも、この学校の魅力かなと思いました。