学校訪問記ーメアリーマウント(Marymount)

2024年10月17日

ロンドン郊外にある女子校、メアリーマウントインターナショナルスクールを訪問してきました。生徒数200名のとても小さい学校です。

学校はキングストンアポンテムズの中心から10分ほどのところにあり、校門を入るととても静かで穏やかな緑の空間が広がっています。外観はクラシック、内部はモダンに改装されていて、そのミックスさが抜群におしゃれで品の良さが感じられます。

 

案内して下さったのは元気はつらつの寮長先生で、私達を案内しつつすれ違う生徒皆に声をかけていき、本当にアットホームで皆が知り合いという感じがうかがえます。

 

寮は新しい家具が入ったお部屋がいくつか(まだ未使用)と現在使われているお部屋があり、全部で70名収容できます。どれも広すぎず狭すぎず、家具も共同バストイレも新しく、ちょっと小ぎれいなビジネスホテルのようでした。新しく立派なキッチンも備えており、先生の監督のもと料理を作ることもあるそうです。

 

教室、シアター、体育館がコンパクトにまとまっており、アートルーム、サイエンスブロック、図書館なども、さほど大きなキャンパスではないのでスムーズに移動できます。真ん中には芝生があり、ゆったりとした環境。

 

6thフォーム専用カフェでは勉強したりお茶を飲んだり、思い思いにくつろいでいました。

この学校はIBコースしかありませんので、英語力にハンディがある留学生には難しいと思うのですが、なんとIBの合格率100%とのこと。

 

生徒数が少ないというのもあり(6thフォーム約50名)、それぞれにあったサポートをあの手この手で考えて各先生やスタッフが連絡を取り合い指導を行うとのことで、小さい学校のメリットを十分に生かしているようです。

またパストラルケアにも力を入れており、いつでも相談に乗れる体制で、寮のスタッフと先生が連絡を取り合い寮での様子を知らせるなど細かい気配りも。

 

“うちはNon selectiveだから” ということですが、IB合格率100%を達成するためにはある程度のレベルの英語力と学力は必須のようです。

 

ただIBコースの他に、ファウンデーションコースのような教科数を少なくしたコースもあるとのことで(これも大学進学資格となる)、いざという時のバックアップ体制もありそうです。

 

キリスト教に基づいた教えを大事にし、学内にあるチャペルはいつでも出入り可能。土曜日は授業はなく、近くの学校の生徒を教えるなどボランティア活動や休息の日。奉仕の精神も豊かで、見学した日も寄付の持ち寄り箱が見られました。

 

地元では知られたインターですが、“こんなところにこんな学校が!”といった良い意味での驚きがありました。

カテゴリー: 留学記事一覧
英国へのお問い合わせはinfo@robinedu.com スカイプでのご相談はyumiko dasilva 英国へのお問い合わせは
ページトップへ戻る