イギリスボーディングスクールへの留学ー試験の季節がやってきた
2016年5月17日
5月、6月はイギリスでは試験の季節です。
今週からGCSE,AS,Aレベルの全国統一試験が一斉に始まりました。
すでに学校はスタディリーブでお休みで、自分が選択している試験日にのみ登校して試験を受けます。スタディリーブの期間、留学生はもちろん寮に残れますが、授業はありませんので自習となります。
GCSEは人によって科目数が違い、多い子で11~12教科、少ない子で6教科くらいです。
英数理は必修です。あとは選択制で、地理、歴史、フランス語やスペイン語などの外国語、アート、音楽、IT、PE(体育)、ビジネス、DT(デザインテクノロジー)など。
英数理は試験が1回では終わりません。
英語は英文学と英語、数学はCalculator と Non-Calculator、理科はトリプルサイエンスとダブルサイエンスのどちらを選択するかにもよりますが、トリプルを選択した場合は、生物、物理、化学、の各教科ごとにテストが3回づつx3科目で、終了までに9回理科の試験を受けます。
これに選択科目の試験が1回づつ。アートや音楽は課題を仕上げることも評価に含まれます。
ASになると科目数はぐっと減って普通は4教科。多い子で5教科。科目数は減りますが、試験は1教科につき2つまたは3つありますので、試験回数はGCSEとほぼ同じです。
ASの結果で来年の予想グレードが出て、大学へ出願をします。
試験は毎日ではなく、5月~6月にかけて、ハーフタームをはさんで続きます。
6月には11か13歳の私立校生のみ受けるCE(コモンエントランス)というテストがあります。この結果で希望の私立シニアスクールに入学できるかどうかが最終的に決まります。いわばお受験の最後の仕上げ。ここで落ちるわけにはいきません。
どの試験も非常に重要な資格試験。
落ち着いて実力が発揮できるように、みんながんばれ~。