２０２１年１月現在、コロナによるロックダウンで学校が長期に渡って閉鎖されているため、去年に引き続き、今年もGCSEとAレベルの試験はなくなりました。

注）IBとIGCSEは試験を管轄しているExam boardが英国教育省ではないため、今のところ行われる予定です。

 

Aレベルの結果によって大学の合否が決まるので、試験をせずにどうやって合否が決まるのか。

 

今年の詳細はまだ発表になっていませんので（１月17日現在）、去年試験がキャンセルになった時にどうなったかについては以下のブログにまとめてありますので、ご覧ください。

 

大学への道、再び４－ついにAレベル結果発表 | イギリス留学の現場から (ameblo.jp)

大学への道、再び５－まさかのU-Turn | イギリス留学の現場から (ameblo.jp)

 

どうなる今年の大学受験ーAレベル試験がなくなった！ – YouTube

 

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試験から４日後くらいに、実際に受け取ったグレードが先生のつけたグレードより低い場合は、先生のつけたグレードにしますという発表があり、多くの受験生のグレードがアップグレードされました。

 

しかし、この４日間に、色々な混乱がすでに起きていたので、

 

グレードが元に戻ったからと言って決して発表前と同じ状態になるというわけにはいかなかったので、被害を被った受験生も大勢いたと思います。

 

なので、今年は同じ轍を踏まないように、Ofqualもかなり考えてくると思いますし、事前に受験生にアンケートなども取っているようです。

 

今のところIBは行われる予定なので、Aレベルの受験者とIB受験者の間で不公平感がないように、というのはすごく大事ですし、

 

今から模擬試験を行うにしても、ずっとオンライン授業だったから実力がついていないのではないかとか、

 

感染リスクを抱えながら試験を受ける心理的なストレスとか、

 

去年の受験生で今年入学に回された子のために大学が定員オーバーとなって今年の子が不利になっていないかとか、

 

色んな問題があると思うのですが、

 

もうここまでくると学校や先生を信頼して、余計なことは考えず集中してやるしかないし、最後まで緊張感を失わずやり続けた子が報われるようなシステムにしてほしいです。

 

うちの次男は去年受験でしたが、彼は後半追い上げるタイプではなかったので、はっきり言って先生が好意的につけてくれたグレードで確定してラッキーでした。

 

でも後半追い上げるタイプの子は、その機会自体を奪われたので、納得いかなかったと思います。

 

今年の受験生の皆さん、どうかコロナに負けず、最後まで集中して頑張って下さいね。