1年留学の例

2025年1月3日

Padworth College正規留学というと数年の留学を想像しますが、1年という期間限定で留学している方も多くいらっしゃいます。

1年留学の場合、

① 日本の在籍校と提携している学校へ留学するケース
② 日本の学校に席をおいたまま留学するケース
③ 日本の学校を辞めて留学するケース

と色々なパターンがありますが、現在の学校の環境、条件、英語レベル、学力レベル、年齢、希望などを考慮し、皆さん選択されているようです。

 

では実際に弊社でサポートさせて頂いた留学生さんの例を見ていきましょう。

 

① 日本の在籍校と提携している学校へ留学するケース

提携校との留学なので、入学条件(英語レベルや年齢)を考える必要がないというメリットがあり、普通なら受け入れてもらえないような年齢や英語レベルでも、受け入れてもらえます。

ただ、学内選考に合格するのが難しく、留学出来るか不確実なので、確実に留学したい子には向きません。

選ばれた時点で学力と英語力が相当高い子が多いので、留学後も割とスムーズに適応できるのではないでしょうか。

A君はこのパターンでレベルの高いイギリスの提携校の6thフォーム(高校)へ1年間留学しました。

日本の高校生がいきなり6thフォームへ入学するのは、英語力や授業スタイルの違いのためかなりの難関ですが、

さすがに学内選抜で選ばれただけあって、A君の学力、英語力、努力、やる気、は群を抜いており、レポートや試験結果も素晴らしいものでした。

また楽器演奏も得意で、校内や時にはロンドンで演奏会に出演するなど、趣味の面でも大変充実した時間を過ごしました。

留学後は日本の高校に戻り、将来はイギリスの大学も視野に入れて進路を考えるそうです。

 

 

② 日本の学校に籍を置いたまま留学するケース

帰るところがあるというのは安心ですので、とりあえず籍を残して留学する方は多いです。

もし1年後にもっといたいとなれば、その時点で学校を辞める選択も出来ますしね。

B君はこのパターンで、とりあえず1年間のフットボール留学をしました。気に入れば延長する予定でした。

留学期間が終わりに近づき、学校を変えてもう少し留学を続けることにし、次の留学先を訪問したりと準備をしていた矢先、不運なことに怪我をしてしまい、留学を断念せざるを得なくなりました。

いきなりの進路変更でショックは大きかったものの、日本の学校に籍をおいたままでしたので、帰るところがあったのは不幸中の幸いでした。

怪我が治り、また気力も充実した時に、イギリスへの再留学もあるかもしれません。

 

③ 日本の学校を辞めて留学するケース

卒業などで区切りが良い、在籍中の学校に不満があり転校を考えている場合は、このパターンが多くなるかと思います。転校する前に留学するか、といった感じですね。

Cさんは日本のインター出身ですが、学校を辞めて1年間留学をすることにしました。

英語力が高かったこともあり、1年のみですがすぐに現地校に入学することが出来ました。学力もさることながら、アートの才能があったため、アートスカラーを頂くことが出来ました。

また色々なことを企画して実行する行動力があり、学校のPeace weekで平和を願って千羽鶴を折るプロジェクトを進めました。

鶴の折り方を英語で教えるビデオを作製し、皆で鶴を折ったり、他校を回ってこのプロジェクトを推奨しました。学校の大聖堂での集会でスピーチもしました。

学校からは引き止められましたが、予定通り1年で帰国することにしたCさんは、帰国後は日本の別のインターへ編入する予定です。

学校には彼女の残した千羽鶴が飾られています。

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1年留学の前に、ある程度の英語力をつけておくことは大切だと思います。

また1年は意外と短く、積極的に活動をしないと何も成果を残せないまま、あっという間に終わってしまいます。

留学を次のステップアップにすることが出来るように、準備を整えて、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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