イギリス高校生留学ー6thフォームでの生活

2019年9月21日

この9月から現地校の6thフォーム(日本の高校にあたる)へ入学した生徒さんの保護者会へ行ってきました。

義務教育が終了し、大学へ行きたい人だけが進学する6thフォームは、今までのの~んびりした雰囲気から一変。

いきなり大学へ向けてまっしぐら、っていう感じになって、先生や親の関心事も全て大学に関する事。

この日の保護者会でも、校長先生や6thフォームのヘッドの先生から、6thフォームでの心得をた~~っぷり聞かされました。

 

 

いわく、

―言われたことだけをやっていてはダメ

―課題は期日内に高いレベルのものを提出

―次に何をするべきか自分で計画を立てる

―与えられた資料を最大限に活用する

 

また配られた資料のタイトルが、Top Tips for Top Grades(最高グレードを取るためのアドバイス)
(A*/Aというイラスト付き)

極めつけは、来年大学受験する3人の生徒さんが出てきて、それぞれの選択科目と、目指している大学と、大学で何を勉強したいかを発表。

 

聞いている保護者からの質問も、

“なぜその教科を選択したの?”

“なぜそれを大学で勉強したいの?”

 

 

この学校は、決して進学校ではありません。

 

中の中といったレベルの学校でこれだから、ハイレベルな学校ではどれだけガンガンやっているのだろう・・。

 

もちろん6thフォームでの生活は勉強一色ではなくて、スポーツをしたり色んな行事もあったりするのだけど、

 

基本的には大学生のような生活で、選択した授業にだけ出席し、あとは自習。

日本の高校のような、1~6時間目までずっと学校にいて、同じ教室で同じ生徒と一緒に一斉に授業を受ける、というスタイルではありません。

 

6thフォームの目的は、あくまで大学進学資格(AレベルかIB)の取得。

 

この資格を取るために6thフォームへ行くのであって、とりあえず高校進学、とか、青春、という感じではないのです。

 

高校野球とか登美丘ダンス部とか、イギリスの6thフォームではありえないかも(笑)。

 

留学生の皆さんには、準備校を経てやっと現地校へ進学出来たのだから、もっと色々なことを楽しんで、経験して、青春してほしいな~・・・と思うのですが、6thフォームの性質上、勉強に偏ってしまうのはある程度仕方ないのかな。

 

そう考えると、やっぱり6thフォームの前のGCSE(中2~高1)の頃に現地校へ入学してほしいな。この年頃はまだ義務教育で、勉強だけではなくイギリスの学校生活の醍醐味を味わえます。

 

ま、一番のおススメは、その前のプレップ(小学校留学)なんですけどね。
プレップは本当に楽しいですよ~。日本の小学校では経験できないことがたくさん経験出来ます。

 

小学生の皆さん! 留学適齢期は今ですよ、今。

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